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病因論的気血水論からの漢方
日中医薬研究会

お知らせ

新しいお知らせはございません。

四神図

日中医薬研究会、日中医薬事業共同組合は、漢方の正道である『方技済世』を目指し、明日の医薬と食養の啓蒙・普及を30余年続けている研究グループです。渡邊先生のもと原典に基づき、人間工学的に処方を運用する術を学び、渡邊先生亡き後も優秀なる諸先生方のおかげでさらなる漢方の真髄を学び、向上を目指しています。

日中規

日中医薬研究会の規は
すべての会員の座右の銘となっております

故 渡邊武 博士が、薬局・薬店・薬剤師、薬種商の東洋医学及び漢方の食養の研鑽の場として昭和51年7月、薬古堂薬室方技塾として発足しました。昭和52年4月、日中医薬研究会に改称。協同組合を併設し、食養生になくてはならない商品、より優れた漢方方剤を取り扱っております。

毎月関東・関西で研鑽を積んでいる薬系最大の研究会です。漢方に興味のある方は、是非ご参加ください。

研究会の様子

多くの方を助けるためには薬局、薬店経営が必要ですが、勤務薬剤師、鍼灸師の方も入会しており、自分のため・家族のため・お身内のために漢方の研鑽を積んでおります。

奥深い本物の漢方を勉強しませんか。
意欲ある会員を募集しています。

⇒日中医薬研究会について

五味調和の原則

古来、中国では「薬食同源」と云いますが、体を治す為に薬と同様に食を重視しました。

五味とは酸・苦・甘・辛・鹹(さん・く・かん・しん・かん)の五味が、どの臓腑器官にどう作用するのか、五性とは寒・熱・温・涼・平の五つに効能を分けて、温めて機能を亢進させるもの、冷やして炎症を静めるものなど、あらゆる薬材、食材の効能を五味五性で規定し、「五味調和の原則」に基づいて、健康を回復する食事も、病気を治す薬も調理調剤されました。

食べる時は単味ではなく最低二味を組み合わせます。

例えば鹹味(塩からみ)は、心、血脈を克(こく)し、単味では心臓血管に負担を生じる事は古代から五行説で知られており、必ず苦味を組み合わせて食べるのが五味調和の原則です。【海の精】・自然海塩には硫酸マグネシウムなどの苦汁が加わっていますが、電解塩・食卓塩は、塩化ナトリウム単味です。 摂り過ぎは心臓、血管に害が及ぶことがお分かり頂けるでしょう。

海水汚染の問題等、やむをえない事情もあることですが、健康は与えられるものでなく、今は自分で護らねばならない時代になってきたと言えるのです。

⇒五味とは